Mozilla Firefox 117ベータでオフラインでも動作する自動翻訳機能が利用可能に

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Mozilla Firefoxのベータ版「Firefox 117」で、オフラインでも動作するWebサイトの自動翻訳機能が実装されている事がわかりました(gHacks)。

Webサイトの自動翻訳機能はChromeなどでも利用可能ですが、Firefoxの自動翻訳機能はデバイス上で動作し、よりプライバシーを重視したものとなっています。

この機能は、拡張機能「Firefox Translations」で提供されていたものとよく似ていますが、本体に組み込まれており、自動的に翻訳先の言語を設定することができるという特徴を持っています。

Firefoxのオフライン翻訳機能は、ブルガリア語、カタロニア語、チェコ語、オランダ語、英語、エストニア語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、アイスランド語、イタリア語、ノルウェー語ブークモール語、ノルウェー語ニーノシュク語、ペルシア語(ファルシ語)、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、ウクライナ語に対応してます。

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▲使用するには、「設定 > 一般 > 翻訳」で翻訳したい言語を追加しておきます。

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▲「設定」ボタンをクリックすると、自動翻訳が行われる言語の一覧が確認でき、自動翻訳大賞の言語を削除することもできます。言語の追加はここからはできず、翻訳したい言語のWebサイトを表示する必要があります。

例えばドイツ語のサイトを表示するとポップアップが表示され、翻訳元にドイツ語、翻訳先に英語が指定された状態となります。「翻訳」ボタンをクリックすると、Webサイトの内容が英語で表示されます。

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▲歯車アイコンをクリックし、ドイツ語を常に翻訳するかどうかを設定することも可能です。

今のところFirefoxの翻訳機能は欧米の言語のみに対応しており、それ以外の地域の言語を翻訳することはできません。今後、日本語を含めてより多くの言語に対応することを期待したいと思います。

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