Linuxベースのシステムで使う事ができる、標準Cライブラリ(libc)互換のCライブラリ「musl libc」の最新版 1.0.0 がリリースされています(ダウンロード、Phoronix、slashdot)。
muslは軽量、高速、シンプルな実装を目指して開発されているライブラリで、GNU C library(glibc)との互換性もあるとのこと。Wikipediaによると「アプリケーションを単一のポータブルなバイナリファイルとして配布できるように静的リンクに最適化している」という特徴もあるようです。musl-crossと呼ばれれるクロスコンパイラや、muslを標準採用しているLinuxディストリビューションも存在しているようなので、試してみたい方はどうぞ。
「ソースコードが整理されていて、人間でもヘッダが読める」という素晴らしい特徴があるようです。Cプログラミングに興味がある方はどうぞ。