MySQL 8.3がリリース - レプリケーションのタグ付きGTIDや、EXPLAIN FORMAT=JSONフォーマットのバージョニングなど

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MySQL開発チームは1月16日(現地時間)、リレーショナルデータベース「MySQL」の最新版「MySQL 8.3.0」をリリースしました。無料で利用できる「MySQL Community Server」を含め、最新版を公式サイトからダウンロードすることができます。

MySQL 8.3で追加された機能としてはまず、MySQLレプリケーション等で使用されるタグ付きGTIDが挙げられます。MySQLレプリケーションとグループレプリケーションで使用されるグローバルトランザクション識別子(GID)のフォーマットが拡張され、タグによってトランザクションのグループを識別できるようになりました。新しいGTID形式はUUID:TAG:NUMBERで、TAGは任意の文字列となります。

また「EXPLAIN FORMAT=JSON」でJSONフォーマットのバージョニングがサポートされています。explain_json_format_versionサーバー変数を使用し、「EXPLAIN FORMAT=JSON」ステートメントで使用されるJSON出力フォーマットを指定することができるようになっています。

Windows環境ではSASLベースのLDAP認証をサポートし、binlog_transaction_dependency_trackingのデフォルトの変更も行われています。WITH_LD CMakeオプションのサポートや、スレッドプールプラグイン接続情報のサポート、INFORMATION_SCHEMA.PROCESSLISTテーブルの使用状況を追加するシステムステータス変数の追加なども行われています。

その他、非推奨火された機能や、削除された機能も存在します。詳細はWhat Is New in MySQL 8.3で確認可能です。

タイトル MySQL
公式サイト https://dev.mysql.com/downloads/mysql/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6949-mysql
説明 高速データベースMySQLの最新版。
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