NetBSD Foundationは5月16日、新しい開発ポリシーを追加し、NetBSDプロジェクトでAI生成コードを禁止することを明らかにしました。
mastodon.sdf.orgへの投稿によると、大規模言語モデルや類似の技術、例えばChatGPTやGitHub Copilotによって生成されたコードは、著作権が不明確で、NetBSD のライセンス目標に適合していない「汚染されている」コードとみなされ、NetBSDにコミットすることはできないとのこと。
NetBSD Commit Guidelinesにも以下のような情報が追加されています。
Code generated by a large language model or similar technology, such as GitHub/Microsoft's Copilot, OpenAI's ChatGPT, or Facebook/Meta's Code Llama, is presumed to be tainted code, and must not be committed without prior written approval by core.
GitHub/MicrosoftのCopilot、OpenAIのChatGPT、Facebook/MetaのCode Llamaのような大規模な言語モデルや同様の技術によって生成されたコードは、汚染されたコードであると推定され、コアによる事前の書面による承認なしにコミットしてはなりません。
新しいポリシーはAIによって生成された出所がはっきりしないコードが追加されることで、NetBSDのライセンスが維持できなくなる問題を防ぐものだと考えられています。
Hacker Newsには、AIが書いたコードかどうを特定するための定量的な方法がないため、実現方法を疑問視するコメントも寄せられています。
タイトル | NetBSD | |
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公式サイト | http://www.netbsd.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/2049-netbsd | |
説明 | NetBSDの安定版。 |