
Microsoftが新しいOutlookクライアントでExcelメール添付ファイルを開けない既知の問題の解決に取り組んでいることがわかりました(BleepingComputer)。
不具合は新Outlookクライアントを利用するExchange Onlineユーザーの間で報告されていてます。
Excel添付ファイルを開こうとすると「後でもう一度試してください」というエラーが表示されるそうで、添付ファイル名に非ASCII文字(日本語や特殊文字など)が含まれている場合に、エンコード処理の不具合が発生し、開けなくなることが原因だと考えられています。
この問題は約2週間前から発生していて、Microsoftはサービスアラート「EX1189359」を掲載し、「新しいOutlookクライアントでは、メールに添付されたExcelファイルをユーザーが開けない可能性がある」ことを認めています。
Microsoftは、修正パッチを開発したと説明していますが、まだ全ユーザーに届いていない状態です。
目次
回避策は?
不具合の回避策としてOutlook on the Web(ブラウザ版)で添付ファイルを開く方法や、添付ファイルを一度ダウンロードしてからローカルのExcelで開く方法が提案されています。
Microsoftは今年に入ってから新Outlook関連の不具合を複数修正しています。2025年2月のセキュリティ更新からはWindows 10にも新Outlookが強制インストールされる状態になっており、影響範囲が広い可能性もあります。
