Appleが販売するデスクトップ型のMacマシン「Mac mini」。安価で省スペースという特徴を持つ、根強い人気の製品ですが、2014年発売の「Mac mini Late 2014」を最後に新しいモデルの発表がなく、現在Mac miniを使っているユーザーは今後どうしたらいいのか気になってきている方も多いかもしれません。
そのような中、6年の間Mac mini 2010をリビング用マシンとして仕様していた開発者Rusty Rants氏が、次のMac miniとしてMacではなくIntel NUCを選んだとブログ記事「My Next Mac Mini」で明かし、Mac miniの後継に興味のあるハッカーの間で話題を集めています。
同氏はMac miniには満足していたものの、NetflixやYoutube、ゲームなど、さまざまなコンテンツを楽しむために、macOSは必要ないと判断。
別の選択肢として考えられるWindows PCは、大きくて五月蠅く、リビング用としては不向きであると感じているものの、ツイッターからの提案をきっかけに「Intel NUC」の存在を知ったとしています。
最新型のIntel NUCはKaby Lakeプロセッサを搭載し、DDR4 RAMやM.2ドライブは多くのサプライヤーの製品を選ぶことが可能。USB、Thunderbolt 3、HDMI、1GBイーサネット、Wi-Fi、Bluetoothなどインターフェイスも充実し、サイズも115mm x 111mm x 35mmとMac miniよりはるかに小さいと、Intel NUCの利点を説明しています。
たしかに性能的にはMac mini Late 2014より魅力的で、macOSである必要がないならば、検討に値する選択肢であるようにも思えます。とはいえどうしてもmacOSが使いたい場合、Macを購入するしかなく、そのような方の参考にはならなさそうですが…。
今年こそ新型Mac miniの発表があるのか(それともないのか)、Mac miniの来週は続きます。