Nginx開発チームは4月23日(現地時間)、オープンソースのWebサーバー「Nginx」の最新安定版v.1.26.0をリリースしました(Phoronix)。
Nginx 1.26には、1.25.x mainlineブランチで開発が進められていた新機能やバグの修正が含まれています。これには、実験的なHTTP/3サポートや、サーバ単位の HTTP/2サポート、streamモジュール内での仮想サーバーのサポート、ストリーム接続をlistenソケットに渡す機能などが含まれています。
Nginx HTTP/3サポートは今のところ実験的なもので、デフォルトではビルドされません。ngx_http_v3_moduleによってサポートされ、--with-http_v3_moduleパラメーターで有効にする必要があります。
モジュールのビルドや実行にはBoringSSL、LibreSSL、QuicTLSのようなQUICサポートを提供するSSLライブラリが推奨されています。OpenSSLライブラリを使用すると、early dataをサポートしないOpenSSL互換レイヤーが使用されます。
Nginx 1.26のダウンロードや詳細の確認は公式サイトから可能です。
タイトル | nginx | |
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公式サイト | http://nginx.org/en/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7065-nginx | |
説明 | フリーでオープンソースの高速Webサーバー。 |