おなじみKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が、iPhone SEが2017年の前半に更新されない可能性があると予想していることがわかりました(MacRumors、iDownloadBlog)。
Kuo氏は、AppleがハイエンドiPhoneモデルの高い利益率を維持するために、iPhone SEの更新を遅らせるだろうと予測しています。
2017年前半のiPhoneの全体の売上は、主に中国の需要の弱さ、4.7インチiPhoneの出荷の遅れ、iPhone SEリフレッシュの欠落などの要因から減少するとみられており、Appleは部品メーカーに価格の引き下げを要求することによってマージンを維持するだろうと指摘しています。
部品価格の切り下げは今年の11月〜12月に始まるとみられていますが、Samsungのような強力なメーカーは値下げに応じず、逆に部品価格を上げるよう試みる可能性があるとされ、値下げに応じるのはTSMCのような一部メーカーに留まると見込まれています。
そもそも次世代iPhone SEに関する噂はまだ流れていません。これが本当なら4インチiPhoneの新型はしばらく期待できないということになります。