Microsoftは2月28日(現地時間)、企業や組織で使用されている「管理対象外(non-managed)」のデバイスに対し、2024年4月の月例更新プログラム以降、Windows 11へのアップグレードの招待状が表示されるようになることを発表しました。
ここで管理対象デバイスとは、Microsoft Intune、Configuration Manager、Windows Autopatch、またはその他のサードパーティ管理ツールで管理されたデバイスのことを指しており、管理対象外のデイバイスはその他、クラウドドメインやドメインに参加しているビジネスデバイスを指しています。
Windows 11へのアップグレードの案内は、サインインの後、通常は再起動後に表示されます。Windows 11へのアップグレードの対象となるWindows 10 ProおよびPro Workstationデバイスにのみに表示され、プロンプトが表示された場合、Windows 11 Version 23H2を入手するか、Windows 10のままにするかを選択することができます。
Windows 11へのアップグレードをいつ開始するかのスケジュールは自由に設定できるため、通常の業務に支障をきたすことはないのとのことです。
Windows 10 22H2 Home/Proのサポートは2025年10月14日に終了する予定で、まだ時間は十分に残されています。Microsoftはサポート期間終了前にできるだけ多くのWindows 10 PCをWindows 11にアップグレードすべくさまざまな手段を実行しています。
