Obsidian 1.10.0が登場。Basesがさらに進化、MapsプラグインやListビューも

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Markdownベースのノートアプリ「Obsidian」のEarly Access版、バージョン1.10.0が10月1日に公開されました。今回のアップデートでは、データベース機能「Bases」の強化を中心に、視覚化ツールやAPIの追加、細かな改善が多数盛り込まれています。

Obsidian 1.9.0で導入された「Bases」は、Markdownファイルをもとにノートを構造化データとして扱えるコアプラグインです。プロジェクト管理や読書記録など情報整理に威力を発揮します。最新版ではBases APIが開発者向けに公開され、拡張性が大幅に向上しています。

新しく追加されたMapsプラグインを使用するとBasesのエントリを地図上に表示することができ、位置情報を活用した視覚化が可能にとなります。Listビューはファイルを箇条書きや番号付きリストで表示することができる機能で、複数行やネストされたプロパティにも対応しています。グループ化と集計機能も強化され、特定プロパティでのグループ化や、列の右クリックでテーブル集計が可能となりました。

その他次のような改善が行われています。

  • file.backlinksなどの式が定期的に再取得され、情報の鮮度を維持。
  • リボンアイテムを修飾キー付きでクリックすると、新しいタブやウィンドウでファイルを開けるように
  • テーマ変更時の自動リロード
  • タブを閉じた際の挙動改善(右隣のタブをアクティブに)
  • ファイルエクスプローラーの並び順保存
  • グローバルプロパティビューで一括削除が可能に
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まとめ

Obsidian 1.10.0は、ノートを"データベース"として扱う「Base」をさらに洗練させるアップデートとなっています。視覚化、操作性、拡張性の面から改良が行われ、情報整理の可能性が広がっています。なおこのバージョンを試すには、Catalystライセンスが必要となっています。無料ユーザーは安定版に新機能が導入されるのを待つことができます。

タイトル Obsidian
公式サイト https://obsidian.md/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/7702-obsidian
説明 第2の脳として活用できるMarkdown対応ノートアプリ。
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