オープンソースの画像処理ライブラリOpenCV(Open Source Computer Vision Library)の最新版、「OpenCV 4.7」が本日リリースされました。
OpenCVはもともとインテルが開発・公開したオープンソースのコンピュータビジョン向けライブラリで、20年の歴史を持ち、現在も発展を続けています。
OpenCV 4.7では、DNN(Deep Neural Networks)関連の改良が進められており、ONNXレイヤーの導入や、コンボリューション(畳み込み処理)の大幅な性能向上、OpenVINO 2022.1のサポートなどが行われています。その他にも、QRコードの検出とデコードの品質向向上、FFmpeg 5.xのサポート、NVIDIA CUDA 12.0のサポート、Android上でのH.264/H.265のサポートなどさまざまな改良が行われています。
OpenCV 4.7の変更点の詳細はChangeLogで確認可能です。
[via Phoronix]