Oracle LinuxおよびOracle Solarisの製品管理担当ディレクターScott Lynn氏は28日(現地時間)、「Oracle Solaris 11.4」を公開したことを発表しました(公式ブログ、Phoronix)。
OracleはSolaris 11.3の後「Solaris 12」ではなく、Solaris 11.xシリーズを継続的にアップデートすると説明しており、今回のリリースはその計画にそったものということになります。
Solaris 11.4は既存のアプリケーションのバイナリ互換性を維持し、インストールの簡単化や、コンプライアンスの確認の簡素化、Solaris Clusterの最新リリースへの更新、その他さまざまなパッケージの更新など、多くの改善が行われています。
デスクトップ機能ではGNOME 2からGNOME Shellへの移行が行われたほか、SpectreとMeltdownへの対応も行われています。
なおOracleは同社が許可していないベンチマークテストの公表を許可していないため、Phoronixが他のOSで実施しているベンチマークテストの結果は公開されない模様です。