Oracle LinuxおよびOracle Solarisの製品管理担当ディレクターScott Lynn氏は30日(現地時間)、「Oracle Solaris 11.4 public beta」を公開したことを発表しました(公式ブログ、Phoronix)。
今回公開されたSolaris 11.4は、Solaris 11のアップデート版となります。
GNOME 2からGNOME 3.24のGNOME Shellへの移行が行われているほか、新しいアプリケーションサンドボックス管理ツールの導入や、x86プラットフォームにおけるUEFIセキュアブートのサポートやセキュアWANブートのサポート、SPARC Silicon Secured Memory処理の改善、ZFSレプリケーションサポートの改善、システム統計情報を提供するStatsStorの追加、各種オープンソースソフトウェアの更新など、さまざまな変更が行われています。
なおOracleは2017年9月、Solaris開発に携わる大半の社員を解雇したと報道されており、Solaris 12はリリースされずSolaris 11が最後のバージョンになるとも伝えられています。