「OS X Yosemite」のネットワーク不調の原因はmDNSResponderが置き換えられたせい?

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Broken

OS XのDNSによる名前解決を12年間担ってきたソフトウェア「mDNSResponder」が「discoveryd」に置き換えられたせいで、不可解なネットワーク関連の不具合が発生していると指摘したArs Technicaの記事が発掘され議論となっています(Hacker News)。

Ars Technicaが1月13日に公開したこの記事は、discoverydの品質がmDNSResponderの水準に到達していない事が不具合の原因であるとし、mDNSResponderを10.9から10.10に移植し、強引に問題を可決する手法までもを紹介するもの。

幸い「10.10.2ベータインストール後、不具合には遭遇していない」ということですが、Hacker Newsでは、discoverydがおかしいのではなく、「.local」ドメインのせいだとか、やはりdiscoverydはベータ品質だとか、様々な議論が行われています。個人的にdiscoverydに関連した不具合は体験していませんが、OS X LionでSambaが独自実装に置き換えられた時、Windowsから接続できなくなって困った記憶があるので、何かあってもおかしくはないような気もします。

10.10.2正式版でも依然Wi-Fi接続問題が報告されているようなので、早期の安定化を期待したいところです。

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