
Microsoftが新しいサポートドキュメントを公開し、Outlookの基本機能のひとつである「メール内の画像表示」に問題が発生していることを正式に認めました。メール本文やニュースレター、署名に挿入した画像が正しく表示されず、赤い×印やエラーが出るケースがあるとのことです。
この不具合はVersion 2604 Build 19929.20164以降で発生しており、以下のメッセージが表示される場合があるとのことです(されない場合もある)。
The linked image cannot be displayed. The file may have been moved, renamed, or deleted. Verify that the link points to the correct file and location.
リンクされている画像を表示できません。ファイルが移動、名前の変更、または削除された可能性があります。リンク先が正しいファイルと場所を指しているか確認してください。

原因のひとつとして、メール内で画像を扱う際に使われるContent-ID(cid)が正しく処理されず、XMLタグとして埋め込まれるべき情報が壊れている可能性が示されています。
Outlookでは過去にもQuick Stepsの長期的な不具合が発生しており、今回も「基本機能が壊れる系」のトラブルとして注目されています。
Microsoftが案内している確認方法
Microsoft は、この不具合に該当しているかどうかを確認するために、クラシック版 Outlook で メールのソースを直接チェックする方法 を案内しています。
- クラシックOutlookでメールを開く
- リボンからMove → Actions → Other Actions → View Sourceを選択
- ソース内でcidを検索し、次の 2 つのタグがセットで存在するか確認する
<v:imagedata src="cid:[email protected]" o:title="" /> <w:wrap type="topAndBottom"/>
cid画像+ wrap=TopAndBottomの組み合わせがあり、画像が表示されていない場合、この問題が発生している可能性があります。
暫定的な回避策
Microsoftは調査を進めているものの、現時点では根本的な修正は提供されていません。そのため、暫定的な回避策として「Wrap Text(折り返し)でTop and Bottomを使わない」ことを推奨しています。
完全な解決にはアップデートが必要になる見込みで、続報が待たれます。
