Microsoftは2016年、Windows 10向けのペイントアプリ「ペイント3D」を発表しました。
当時Microsoftは、HoloLensテクノロジーに注力しており、その一環として3D機能を強化したペイントアプリが導入されたのです。
ペイント3Dは、従来のペイントアプリを完全に置き換えられるものとして設計されていましたが、評判は期待したほど良くなく、結局Microsoftは、古いペイントアプリと、ペイント3Dを並行してメンテナンスすることになります。2021年にリリースされた、Windows 10 Build 21332では標準状態ではインストールされないアプリとなりました。
ペイント3Dは、それ以降もMicrosoft Storeからはダウンロードできる状態でしたが、Xユーザーの@phantomofearth氏が投稿した情報によると、アプリのトップに終了を予告するバナーが表示されるようになったとのこと。
バナーによると11月4日以降はMicrosoft StoreからPaint 3Dをダウンロードできなくなり、アプリのアップデートもその日に終了するそうです。
Paint 3D now has a banner stating that it will no longer receive updates or be available in the Microsoft Store starting on November 4th. pic.twitter.com/ksPg1Irdjo
— phantomofearth 🌳 (@phantomofearth) August 10, 2024
Microsoftは、ペイントアプリのアップデートは積極的に行っていて、Windows Insider Program向けのアプリでは、鉛筆、ブラシ、消しゴムツールの新しいサイズスライダーや、ペンと消しゴムのオプションなど、新機能が追加されています。