Panicは18日、Mac用の定番FTPクライアント「Transmit」の最新版「Transmit 5」をリリースしました(公式日本語ブログ、MacRumors)。
Transmit 4のリリースから7年後となるメジャーバージョンアップ版で、リリースを記念して期間限定で、通常5,400円のところ4,200円で販売されています。ただしアップグレード版は存在せず、新旧ユーザーで共通の価格です(2017年6月以降購入したユーザーには無料でアップデートが提供されるようです)。
Mac App Storeでは販売されず、直販版のみとなっています。
Transmit 5ではUIの刷新や高速化、より多くのクラウドのサポート、Panic Syncのサポートなど、メジャーバージョンアップにふさわしい多数の新機能が導入されました。
FTP、SFTP、WebDAV、S3といった従来からサポートされているサービスに加え、Backblaze B2、Box、Google Drive, DreamObjects、Dropbox、Microsoft Azure、Rackspaceといった多数のクラウドサービスに接続することが可能となっています。
またセキュアで安全なデータ同期を可能とする、Panic Syncをサポートしたのも特徴です。Panic SyncはCodaなど同社の他のアプリではすでに利用可能でしたが、Transmitではサポートされていませんでした。Transmit 5ではPanic Syncによってサイトの設定データをデバイス間で安全かつ確実に同期できることが期待できます。
個人的にもTransmitを愛用していたので、このバージョンアップには注目しています。今後ライセンスを購入したらあらためてご報告したいと思います。