Parallelsは22日、Mac用の仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 13 for Mac」の販売を開始しました(MacRumors)。今年の秋に正式公開予定のmacOS High SierraやWindows 10 Fall Creators Updateといった最新環境へ対応しています。
最新版ではMacBook Proに搭載されたTouch Barをサポートし、仮想マシンで実行しているMicrosoft OutlookやExcel、PowerPoint、Cortana、タスクビュー、スタートメニューなどで利用可能となりました。またTouch Barウィザードによってお気に入りのWindowsアプリケーションを追加することもできます。
新しくなった動的解像度変更機能により、ウィンドウサイズの変更や、Windowsの起動や再帰起動がこれまで以上にスムーズとなりました。Retinaサポートが強化され、仮想マシンの監視に便利なピクチャ・イン・ピクチャモードも追加されています。
Windowsのファイルとドキュメントへのアクセスの47%以上の高速化や、USB3.0デバイスや外部Thunderbolt SSDのサポート、最大32のvCPUと128GBのvRAMのサポートなど基本性能も強化されています。
Parallels Desktop 13 for Macの通常版の新規ライセンス価格は8,500円、アップグレード価格は5,300円。他開発者向けのPro Editionも存在します。詳細はエディションの比較でご確認ください。