Parallelsは8月21日(現地時間)、Mac用の仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop 19」をリリースしました(公式ブログ、MacRumors)。
新バージョンでは macOSの最新版であるmacOS Sonomaへの最適化が行われました。Windows仮想マシンからの印刷機能も改良され、最も一般的な印刷方法である IPP(Internet Printing Protocol)を使用するようになっています。
Windows 10/11がPINまたはパスワードで保護されている場合、Touch IDを利用し、Windows仮想マシンへサインインできるようになりました。この改善はWindowsをパスワードで保護する必要がある組織のユーザにとって非常に便利な機能だとされています。
また、OpenGL 4.1のサポートにより、VariCAD、Deswik.CAD、Vectorworks Vision 2023など、より多くのWindows専用CADソフトが動作するようになっています。
Parallels Desktop 19 for Macの新規ライセンス価格は、Standard Editionが10,400 円、Pro Editionが11,700 円/年です。アップグレード版はそれぞれ7,200円、7,200円/年となっています。