Mac用仮想化ソフトとしてしのぎを削っているParallels Desktop 7とVMware Fusion 4の詳細な比較が行われています(MACTECH)。
テストはWindows7を使って行われ、MacBook、MacBook Air、MacBook Pro、iMac、Mac Proという5つのモデルを使ってベンチマークを取るという本格的なものです。
結果は大方の予想通りParallels有利。60%のテストで10%以上の差、75%のテストで5%の差をつけて勝利していると報告されています。やはりグラフィック周りのパフォーマンスはParallelsのほうがだいぶ上回っていそうですね。IE9のテストで圧勝しているのもそのせいでしょうか。
他にも「仮想マシンに割り当てるメモリは大部分のユーザーにとって1GBほどがベスト」(ゲームの場合は1.25GB-1.5GB。それ以上割り当てると起動も終了も遅くなるから)とか、「Parallels Desktopのほうが、バッテリーの持続時間が25%程長くなる」とか、興味深いことがいろいろと書かれています。実際に使用する場合は、ベンチマークほどの差は体感できないと思いますが、どちらがよいか悩んでいる場合参考になりそうな情報です。