Perl開発チームは7月2日(現地時間)、プログラミング言語Perlの最新版「Perl 5.38」をリリースしました(Phoronix)。現在最新版のソースコードをGitHubなどからダウンロードする事ができます。
Perl 5.38は1年以上の開発期間を経てリリースされた新バージョンで、さまざまな新機能が追加されています。
オブジェクトクラスを定義するための新しい実験的な構文が導入され、インスタンス毎のデータを"field"変数に格納することができるようになっています。
Unicode15.0のサポートや、非推奨の警告に特定のサブカテゴリーを追加表示する変更、乱数生成のシードの動作を制御するための新しいPERL_RAND_SEED環境変数の導入、新しいAPIの追加など、さまざまな変更が行われています。
Perl 5.38の変更点の詳細についてはperldocで確認可能です。