シングルボードコンピューター「Raspberry Pi」の勢いはとどまることを知らず、つぎつぎに関連プロジェクトが生まれてきています。「PiKasa」もそんなRaspberry Pi関連プロジェクトの一つ。Raspberry Piをオールインワン型コンピューターに変換するキットを開発するプロジェクトで、Indiegogoで25,000ドルのゴールを目指し、資金調達を試みています(Geek.com)。
PiKasaの特徴は99ドルという比較的安価な価格設定にあります。pi-topのような凝った筐体ではありませんが、800x480、7インチのLCDディスプレイ(HDMIインターフェイス)、防滴シリコンラバー製キーボード、ABSプラスティック製のハウジング、オーディオアンプ、スピーカー、電源入力、USBポート、イーサネットポート、12ボルトのDCコンバーター、バッテリーチャージャーなどの部品を組合せ、Raspberry Piを持ち運び可能なコンピューターに進化させることができるのです(バッテリーは付属していませんが、別途3.7vリチウムイオンバッテリを準備すれば組み合わせることもできます)。
PiKasaは、Raspberry Piの全バージョン(バージョン1 / バージョン2、Model A、B、B+)に対応しています。対応機種が豊富な点も魅力の一つとなっています。