
Windows 11/10向けのオープンソースの便利ツール集「PowerToys」に、外部ハードウェアであるモニターの設定を簡単に操作することができる新ユーティリティを追加する計画が進められていることがわかりました(Neowin)。
新しいツールのコードネームは「Power Monitor」で、現在は、GitHubのプルリクエストで提案されている段階です。Microsoftのプログラムマネージャーであるニールセ・ラウテ氏はXに以下のようなスクリーンショットを公開しています。
The PowerToys team is 🧑🍳🍳🔥. 🖥️ pic.twitter.com/79y3WBDuOg
— Niels Laute (@Niels9001) November 24, 2025
ツールの詳細は不明ですが、従来はモニターのOSD(オンスクリーンディスプレイ)でしか変更できなかった各種の設定を、Windows上から直接調整するためのものだと見込まれています。
公開されたスクリーンショットから以下の項目が設定可能になると予想されます。
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明るさ
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コントラスト
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内蔵スピーカーの音量
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色温度など追加の調整項目
TwinkleTray(無料)やDisplayBuddy(有料)など、すでに類似機能を提供するアプリは存在しますが、互換性や使いやすさに課題があり、PowerToys版は「公式ツール」として安定性や統合性が期待されます。
PowerToysではそのほか、モニターにリングライトを表示して映りを改善する新しいウェブカメラ用ユーティリティ「Windows Edge Light」の導入も検討されています。
