Microsoftは10日(現地時間)、オープンソース版のPowerShell「PowerShell Core 6.0」をリリースしました(公式ブログ、MSPoweruser)。現在Windows、macOS、Linux用のバイナリをGitHubのリリースページよりダウンロードすることができます。
オリジナル版のPowerShellは.NET Frameworkを利用して作成されたWindows専用ツールでしたが、PowerShell Coreはクロスプラットフォームの.NET Coreを利用して作成されているためWindowsのほか、macOSやLinuxでも動作します。
PowerShell CoreはWindows環境では「pwsh.exe」、macOSとLinuxでは「pwsh」により起動可能で、以下の環境をサポートしています。
- Windows 7, 8.1, and 10
- Windows Server 2008 R2, 2012 R2, 2016
- Windows Server Semi-Annual Channel
- Ubuntu 14.04, 16.04, and 17.04
- Debian 8.7+, and 9
- CentOS 7
- Red Hat Enterprise Linux 7
- OpenSUSE 42.2
- Fedora 25, 26
- macOS 10.12+
なおWindows版のインストール方法はこちら、macOSとLinux版のインストール方法はこちらから確認可能です。macOSの場合Homebrewを利用してインストールすることができます。
brew cask install powershell brew update brew cask reinstall powershell