80年台に初心者向けのプログラミング言語として登場したBASIC言語は、90年台にはより本格的な使用に耐えうるプログラミング言語に進化しました。
長い歴史を持ち、多くの人が、BASIC言語を使って、プログラミング言語を学んだ経験があるかもしれません。
本日紹介する「QB64」は、人気を博したQBasic/QuickBASIC 4.5と互換性を持つ、モダンなBASIC言語の一つです。Windows/macOS/Linuxに対応し、OpenGLやその他最新機能を扱うための拡張機能も追加されています。
以下使用方法を説明します。
目次
QB64の使用方法
QB64の実行ファイルはGitHubのリリースページからダウンロード可能です。ただしビルド済みバイナリが実行できない環境もありますので、その場合はソースコードからビルドします。手順は公式サイトに掲載されています。
qb64を実行すると以下のような画面が表示されます。
▲頭からプログラムを入力していく事もできますが、感じをつかみたい方は、サンプルプログラムを実行してみるのがおすすめです。
▲「File > Open」からprograms/samples以下に同梱されているサンプルプログラムを選択します。
▲「matrix.bas」を選び「F5」で実行すると、おなじみのMatrix風画面が表示されます。なおF5を押したタイミングで実行ファイルをビルドするため、少し時間がかかります。
▲OpenCLの機能を使ったサンプルプログラムも同梱されています。
その他チュートリアルやFAQがWikiにまとめられています。
まとめ
QB64は、Windows/macOS/Linuxで動作するモダンなBASIC言語です。QBasicやQuickBASICに思い入れのある方は試してみてはいかがでしょうか。
タイトル | QB64 | |
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公式サイト | https://www.qb64.org/portal/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7648-qb64 | |
説明 | QBasic/QuickBASICと互換性を持つモダンなBASIC言語。 |