Rails開発チームは12月18日(現地時間)、Rails 5.0系初のベータとなる「Rails 5.0.0.beta1」をリリースしました(公式ブログ、日本語訳)。
Rails 5.0のメジャーな新機能として、WebSocketを扱うためのフレームワーク「Action Cable」の追加や、クライアントサイドアプリケーションとの連携を容易にする「APIモード」の導入、bin/rakeのbin/railsへの統合(の開始)などがあげられています。同時にTurbolinks 5の開発も進められており、こちらはiOS/Androidアプリとの連携機能が盛り込まれる模様です。
Rails 5.0がリリースされた後は、5.0.xと4.2.xがメンテナンス対象となり、4.1.x以下のバージョンはサポート対象外になるといったメンテナナス計画にも触れられています。
メジャーバージョンアップごとに大きな変更が行われることが多いRails。開発者の方ははやめにRails 5に触れておいた方が良いかもしれません。