Rails開発チームは11月2日(現地時間)、Rails 6.1の最初のリリース候補となる「Rails 6.1 RC1」を公開したことを発表しました(公式ブログ)。
Rails 6.1の新機能としてはまず、複数DBのサポートの改善が挙げられます。これにはデータベースごとに接続を切り替える機能の追加や、水平シャーディングのサポート、データベース関連機能の内部的な改良が含まれています。
また、全ての関連をeager loadし、N+1が発生する前に停止することができるstrict loading associationsのサポートや、シングルテーブル継承の代わりに利用できるDelegated Typesの追加、非同期で関連を破壊することができる機能の追加、エラー処理を簡単に実行することができるErrorオブジェクトの導入なども行われています。
さらにActive Storageの改善や、アプリケーションが非推奨の警告を出した場合に、オプションでエラーを発生できる機能の追加、パフォーマンスの改善や不具合の修正が行われています。
Rails 6.1 RC1の変更点の詳細はCHANGELOGSで確認可能です。