最近コンピューター制御により全自動運転を目指す技術が話題となっています。この自動運転技術をRaspberry Piを利用して実現したデモ動画「OpenCV Python Neural Network Autonomous RC Car」が公開されています。
残念ながら実車ではなくラジコンカーの操縦ですが、カーブでの道なりの運転や、信号での停車や発進、前方の車を発見すると停止するといった、自動運転の基本的な動きを確認することができます。
ラジコンカーに超音波センサーとカメラを搭載してWi-Fiでデータを送信、別のコンピューターで処理(OpenCVを使用)後、送り返された命令をArduinoが受け取って車が動くという仕組みです。
動画はBridgewater State UniversityのZheng Wang氏が公開したもの。ソースコードもGitHubで公開されています。全自動運転というと大がかりなシステムやソフトウェアが必要なイメージがありますが、安価なコンピューターRaspberry Piでも実現できてしまうのが面白いと思います。