Raspberry Pi Foundationは11月26日(現地時間)、5ドルのシングルボードコンピューター「Raspberry Pi Zero」を発表しました(公式ブログ、slashdot)
Raspberry Pi Zeroはわずか5ドルという価格設定ながら、初代Raspberry Piより40%もプロセッサの処理速度が向上したBroadcom BCM2835プロセッサを採用しています。512MBのLPDDR2 SDRAMやmicroSDカードスロット、1080p60ビデオ出力が可能なmini-HDMI端子、micro USB端子x2(データ/電源)、40ピンのGPIO (コネクタ部はなし)などが実装され、サイズはこれまでで最小の65mm x 30mm x 5mmに押さえられています。
Raspberry Pi Zeroは、他のRaspberry Piファミリーと同様Raspbianが動作し、Scratch、Minecraft、Sonic Piを動かすこともできます。
element14、The Pi Hut、Pimoroni、Adafruitなどの通販サイトではすでに販売が開始されていて、GIGAZINEによると本体価格より高い送料を払えば日本から注文可能な業者も存在する模様です。