macOS用として人気を集めている生産性向上アプリ「Raycast」のWindows版が2025年に公開予定であることがわかりました(Neowin)。
英国を拠点とするRaycastは、ブログ記事で次のように説明しています。
Raycast's powerful features and high quality have made it indispensable for professionals, from developers and designers to the founders of unicorn companies. It’s time that this productivity boost is unleashed to all Windows users as well. 2025 will be big!
Raycastの強力な機能と高い品質は、開発者やデザイナーからユニコーン企業の創業者に至るまで、プロフェッショナルにとって不可欠なものとなっている。この生産性の向上が、すべてのWindowsユーザーにも解き放たれる時が来た。2025年は大きな年になるだろう！
同社はすでにWindows版のWebページを開設していて、興味のあるユーザーはRaycast for Windowsのウエイトリストに登録すると、アプリのプレリリース版をいち早く使用できる可能性があります。
またこれとは別に、iOS版アプリの開発計画も明らかにされており、こちらもウエイトリストが準備されています。最初のプレビュー版の通知は今年後半に予定されています。
Raycastの共同創設者でCEOのThomas Paul Mann氏は、The Vergeのインタビューに答え、Windows版は現在のmacOS版と同じような外観・動作になると述べています。ただしiOS版に関してはデスクトップ版とは少し異なるものになり、ランチャーというよりはむしろコンパニオンアプリとして作られる可能性があるとしています。
Windows用のアプリケーションランチャーとしては、PowerToysに含まれる「PowerToys Run」などが有名ですが、Raycastが有力な対抗馬になることができるのか注目したいと思います。
