ReactOS開発チームは12月16日(現地時間)、Windows互換を目指して開発が行われているオープンソースOS「ReactOS」の最新版v0.4.14をリリースしました(公式ニュース)。現在公式サイトよりインストール用のBootCDや、そのまま実行できるLiveCDのISOファイルをダウンロードすることができます。
2020年4月にリリースされたReactOS 0.4.13以来の更新で、多数の改良が行われています。
主な新機能は以下の通りです:
- ReactOSのカーネルの安定性が向上。メモリ管理の改善や、物理アドレス拡張(PAE)処理の初期作業、CRT例外処理、プラグアンドプレイやドライバの改善。
- コンテキストメニューの「Send To」のサポート。「Open Command Prompt」のサポート。その他ユーザーインターフェイスシェルの改善。
- NEC PC-9800(PC-98)でReactOSを起動できるようにするための作業。
- ICMP (Internet Control Message Protocol)のサポートが強化。
- 仮想マシンネットワーク用のNetKVM VirtIOインターフェースのサポート。
- システムから時代遅れのフォントを削除し、バイナリサイズを縮小。起動時のRAM消費量も削減。
- さまざまなオープンソースコンポーネントの更新
変更点の詳細はChangeLogなどで確認可能です。
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タイトル | ReactOS |
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| 公式サイト | http://www.reactos.com/ | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/34-reactos | |
| 説明 | Windows NT互換を目指すオープンソースのOS。 |
