ReactOS開発チームは11月16日(現地時間)、オープンソースでWindows互換を目指して開発が続けられている「ReactOS」の最新版v0.4.3をリリースしました(公式ブログ、Phoronix)。
ReactOS 0.4.3では多数のカーネル関連の不具合が修正されています。具体的にはWin32サブシステムのクラッシュ対策や、ファイルシステムの修正、USBオーディオドライバの起動、基本フィルタドライバの追加、TCP/IPの修正、カーネルモードDLLの改良、WinSock 2 DLLの書き換えなど多くの修正が行われています。
特にwinsockライブラリの改良は、ユーザーモードで動作する多くのアプリケーションにも影響し、Good old Gameのクライアントや、新しいPythonのランタイムが動作可能になったとされています。
ReactOSのNTVDM(仮想DOSマシン)の改良によってAge of EmpiresやCommand & Conquerといった、DOS時代のゲームも動作可能となっています。
ReactOS 0.4.3の変更の詳細はChangeLogで確認することができます。またインストールCDやLiveCDはsourceforge.netからダウンロード可能です。
タイトル | ReactOS | |
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公式サイト | http://www.reactos.com/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/34-reactos | |
説明 | Windows NT互換を目指すオープンソースのOS。 |