
オープンソースでWindows互換を目指すオペレーティングシステム「ReactOS」で、ネットワーク性能を大きく引き上げる改良が行われたことがわかりました。2006年1月、長年の課題だった「非同期モードでのソケット接続が正しく動作しない」問題が解決したことが判明しています。
ReactOS公式アカウントはXに以下のような投稿を行っています。
BREAKING NEWS:
After 10 years, asynchronous TCP support patch is now merged into #ReactOS. You can expect to see substantial performance improvements in networking apps (e.g. browsers, FTP clients, downloaders)!!!— ReactOS (@reactos) January 18, 2026
速報:
10年越しで、ReactOSに非同期TCPサポートのパッチがついにマージされました!
これにより、ブラウザ、FTPクライアント、ダウンローダーなどのネットワーク系アプリで“かなり大きな”性能向上が期待できます!
非同期TCP接続は、ネットワーク処理をブロックせずに実行できる仕組みで、現代OSでは標準的な機能となっています。ReactOSプロジェクトで2016年にたてられた「非同期接続が正しく動作しない」というJiraチケットがついに解決したことになります。
開発チームは今回の改善を「substantial(かなり大きい)」と表現しています。非同期化により、アプリケーションの応答性やスループットが向上する可能性が高いからです。
長年の課題が複数解決されている流れ
ここ最近、ReactOSはWindows NT 6系との互換性向上や、使い勝手の悪かった問題の修正など、順調な改善が続いています。今回のネットワーク改善は、その勢いをさらに後押しするアップデートで、今後の新バージョンのリリースに期待が持てる物となっています。
[via Phoronix]
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タイトル | ReactOS |
|---|---|---|
| 公式サイト | https://reactos.org/ | |
| ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/34-reactos | |
| 説明 | Windows NT互換を目指すオープンソースのOS。 |

