
オープンソースでWindows互換目指す「ReactOS」上で人気ゲーム「Half-Life 2」が動作したことがわかりました(Phoronix)。
わずか1か月前に初代Half-Lifeが動いたというニュースが話題になったばかりですが、そこから驚くほど短期間で次のステップに到達したことになります。長年開発が続くReactOSプロジェクトですが、ゲーム互換性の面で確かな前進が確認できたことになります。
目次
Half-Life 2がReactOSで動作するまで
今回の成功は、ReactOSのナイトリービルドを使ったユーザーテストによるものです。
テストでは以下のような構成が使われました
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 960
- ドライバー: Windows向けのNVIDIA 368.61レガシードライバー
- サウンド: Creative Sound Blaster AudigyのWindowsドライバー
この環境にReactOSをインストールし、Half-Life 2を起動したところ、ゲーム内の動作が良好であることが確認されたとのことです。ユーザーのAotori Hibiki氏は、実際のプレイ動画をYouTubeで公開しています。
ReactOSが目指す「Windows互換」
ReactOSは、Windowsアプリ/ゲーム/ドライバーのバイナリ互換を目指すオープンソースOSです。
今回のゲーム動作事例のほかにも、同プロジェクトでは最近重要な進展があり、初のWindows NT6システムコールの実装が行われました。現段階で地味な関数が実装されただけではあるものの、Windows Vista以降の互換性に向けた最初の一歩として注目を集めています。
ReactOSは約30年にわたり開発が続く長寿プロジェクトで、Windows互換という壮大な目標のため進展はゆっくりですが、それでも着実に開発が進められています。
