Windowsアプリケーション/ドライバとのバイナリ互換を目指すオープソースオペレーティングシステム「ReactOS」で、人気ゲーム「Battlefield」の過去のバージョンのいくつかが動作するようになっている事がわかりました(Phoronix)。
ReactOSは、Windows Server 2003以降とのソフトウェア互換性を目指して開発が進められており、過去20年間にわたって多くの進歩を遂げてきました。現在もSMP/マルチコアのサポートを初めとしたOSの改良が進められており、最新の成果として、2002年に発売さた人気ゲーム「Battlefield 1942」がなんとか動くようになったとのことです。
Battlefield 1942 working on #ReactOS!
Sound does not work, performance is good with 3D accerelation and VirtualBox OGL driver.
Test: MayTheChicken#gamedev #GamingNews #SoftwareDeveloper #SoftwareTesting #Developer #opensource pic.twitter.com/4tvLE7dZKq— ReactOS (@reactos) March 29, 2022
Battlefield 1942は、VirtualBoxのOpenGLドライバを使用し、パフォーマンスは「良好」とのことですが、現時点ではサウンドは動作していないとのこと。
2006年に発売された「ReactOS 2142」も、ReactOS上で動作しするものの、VirtualBoxグラフィックスドライバで実行すると、マウスカーソルが見えず、動作がかくつくことがあると報告されています。ただし、Battlefield 2142では、サウンドが再生できる模様です。
Battlefield 2142 works on #ReactOS!
Mouse cursor is invisible.
Sometimes it stutters on VirtualBox even on high graphics preset, sound works (choose Software option for that).
Test: MayTheChicken#gamedev #GamingNews #SoftwareDeveloper #SoftwareTesting #Developer #opensource pic.twitter.com/tJINjPzJfN— ReactOS (@reactos) March 31, 2022
ReactOSの現状については、公式サイトReactOS.org、特にWikiが参考になります。
タイトル | ReactOS | |
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公式サイト | https://reactos.org/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/34-reactos | |
説明 | Windows NT互換を目指すオープンソースのOS。 |