LinuxカーネルからReiserFSを削除するための議論が始まったと伝えられているなか、メインラインのカーネルから実際に削除されるのが、2025年になる見込みとなったことがわかりました(Phoronix)。
先週の金曜日にSUSEのJan Kara氏が、ReiserFSを非推奨のファイルシステムとしてマークし、Kconfigとファイルシステムのマウント時に、2025年にReiserFSが削除されるという警告を表示するためのパッチv2を投稿しています。
Reiserfs is relatively old filesystem and its development has ceased
quite some years ago. Linux distributions moved away from it towards
other filesystems such as btrfs, xfs, or ext4. To reduce maintenance
burden on cross filesystem changes (such as new mount API, iomap, folios
...) let's add a deprecation notice when the filesystem is mounted and
schedule its removal to 2025.Reiserfsは比較的古いファイルシステムであり、その開発は中止されています。
かなり前のことです。Linuxのディストリビューションは、このシステムから
btrfs、xfs、ext4 などの他のファイルシステムへ向かっています。メンテナンスの軽減のため
ファイルシステム間の変更（新しいマウントAPI、iomap、foliなど）に伴う負担を軽減します。
ファイルシステムがマウントされたときに、非推奨の告知を追加し
2025年に削除されるようにスケジュールします。
2025年以降も、ReiserFSを維持するための何らかの確かなユースケースがある場合にのみ存続する可能性が残されていますが、現段階ではReiserFSは、XFS, EXT4, Btrfsのような他のモダンなファイルシステムに対して確固たる優位性を持っているわけではありません。
今のところ、ReiserFSは非推奨扱いで、2025年にカーネルから削除される予定ということになります。ReiserFS を使用している場合、適当な他のファイルシステムへの移行を実施するか、2025年以前のLinux LTSカーネルを使用し続ける必要があるということになります。
