遠隔操作ウィルス事件の犯人とみられる、都内在住30歳の男性が逮捕された模様。
逮捕できた要因としては「防犯カメラ映像で捜査が“リアル空間”へ」移行したことがあげられています。
先月5日のメールには、「新春パズル」という名前のクイズが書き込まれており、これを解いていくと、神奈川県の江の島にいるネコの首輪に記憶媒体を取り付けたことを示す写真が掲載されていました。
合同捜査本部が調べたところ、実際に、江の島でよく似たネコの首輪からマイクロSDカードが見つかり、さらに、近くの防犯カメラに猫に近づく不審な男が映っていたのです。
周辺にある駅などの防犯カメラの映像をさらにたどっていくことで、記憶媒体を取り付けたとみられる男を特定し、裏付け捜査を進めた結果、遠隔操作事件にも関わった疑いが強まったということです。
結局、防犯カメラに納められた映像から周辺の聞き込みが行われて、犯人逮捕にいったようです。IPアドレスで誤認逮捕してしまった教訓を生かして、今回は真犯人を発見することができたのでしょうか。