『BitTorrent Sync』と『Raspberry Pi』を組み合わせてDropboxを置き換えるワザ

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P2Pのファイル同期ソフト『BitTorrent Sync』と手のひらサイズのLinuxマシン『Raspberry P』を組み合わせて、Dropboxを置き換える方法が紹介されていました(jack.minardi.org : Replace Dropbox with BitTorrent Sync and a Raspberry Pi)。

中央サーバーが存在しないBitTorrent Syncでは、同期するマシンが同時に立ち上がっていない同期できなという弱点が存在しますが、Raspberry Pi上でBitTorrent Syncを常時起動しておけば、そのような弱点がなくなります。

中央サーバーのような役割をRaspberry Piがになってくれることで、Dropbox的に使えるようになるわけです。

仕組みは簡単

やっている事は単純で、Raspberry Pi上でARM build版のBitTorrent Syncを動かすだけ。~/.btsyncにファイルを展開し、

mkdir ~/.btsync && cd ~/.btsync
wget http://btsync.s3-website-us-east-1.amazonaws.com/btsync_arm.tar.gz
tar -xfv btsync_arm.tar.gz

実行します。

cd ~/.btsync
sudo ./btsync  # can be killed with `sudo killall btsync`

ブラウザで、『Raspberry PiのIPアドレス:8888/gui』にアクセスして同期フォルダの設定などを行うこともできます。

自動起動の方法など、その他詳細な手順は元記事を参照してください。

まとめ

BitTorrent Syncの弱点をおぎなう結構実用的な技かもしれません。ただし、SDカードを同期フォルダに使っている場合、カードの耐久性が気になるかも。本格的に使う場合、外部ドライブを接続する事も検討したほうが良いでしょう。

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