Retinaディスプレイを採用したMacBook Airの反射防止コーティングが剥がれてしまう可能性があることが、MacRumorsが入手した内部文書より明らかになりました。
文書はAppleが、Apple認定のサービスプロバイダと共有しているもので、これまでこの問題が発生する機種であるとされていたMacBookやMacBook Proだけでなく、Retinaディスプレイを搭載しMacBook Airでも、コーティングの問題が発生することを示しています。
Retina displays on some MacBook, MacBook Air, and MacBook Pro computers can exhibit anti-reflective (AR) coating issues
ただし無償修理の対象モデルは2019年12月から変更されておらず、MacBook Airが無償修理の対象になっているかどうかは不明な状態です。
- MacBook Pro (13-inch, Early 2015)
- MacBook Pro (15-inch, Mid 2015)
- MacBook Pro (13-inch, 2016)
- MacBook Pro (15-inch, 2016)
- MacBook Pro (13-inch, 2017)
- MacBook Pro (15-inch, 2017)
- MacBook (12-inch, Early 2015)
- MacBook (12-inch, Early 2016)
- MacBook (12-inch, Early 2017)
Appleは、コーティング剥がれがに関する修理プログラムを、2015年10月に開始しましたが、Webサイトで公に実施されているわけではなく、サイレントに実施しているようです。コーティング剥がれに悩まされている方は、Appleのサポートに連絡することで、何らかの対応が行われる可能性がありそうです。
2020/03/28(土)更新: MacRumorsの更新情報によると、Retina/非Retinaを問わずMacBook Airはこの修理プログラムの対象外であるとAppleが通知してきたとのこと。メモは間違いで修正されたと主張しているようですが、Apple認定サービスプロバイダの技術者は、MacBook Air 2018でコーティングの問題を修理した事があると指摘しているそうです。