Rustで作られた超高速検索ツール「ripgrep」のメジャーバージョンアップ版「14.0.0」と、そのバグ修正版「14.0.1」がリリースされています。
ripgrepは行指向の検索ツールで、正規表現パターンを指定し、カレントディレクトリを再帰的に検索することができます。デフォルトでgitignoreファイルを認識し、隠しファイルや、隠しディレクトリ、バイナリファイルを自動的にスキップすることができます。高速に動作するため、開発者が大量のソースコードから目的の情報を探し出す場合に便利です。
ripgrep 14の注目の新機能はハイパーリンクのサポートです。このリリースではオプトイン機能として実装されていて(将来はオプトアウトに変更される可能性あり)、--hyperlink-format default
によって有効にすることができます。VS Codeの場合--hyperlink-format vscode
を指定すると良いとのこと。
また、正規表現エンジンの書き換えが行われ、ユーザーからの使い勝手は変わらないものの、検索が高速になる可能性はあると期待されています。引数の解析に使用するライブラリも変更され、こちらもユーザーからは違いはほとんど感じられないものの、フラグオーバーライドが一貫したものになるなどの改善が期待できるとされています。
その他、多数の細かな変更が行われており、詳細の確認や、実行ファイルのダウンロードはGitHubから可能です。ripgrepは公開されている実行ファイルのほか、各種OSに付属するパッケージ管理ソフトや、cargoなどを利用してインストールすることができます。