UNIXの開発者として知られる伝説のプログラマRob Pike氏は現在プログラミング言語Goの開発に携わっています。そのRob Pike氏がGo 1.5に関する計画をGoogleグループgolang-devで発表しました(Phoronix)。
Rob Pike氏の投稿によると、Go 1.4は大部分完了しており、次期バージョン1.5は6ヶ月後のリリースが予定されているということ。1.5では、バージョン管理ツールがMercurialからGitに変更されるほか、 garbage collectorの改良や、コンパイラ/アセンブラ/リンカ/ランタイムなどが完全にGoで動くようになること(Cソースコードをなくすことがゴール)、64-bit Power PC、Android、可能ならば64-bit ARMのサポートなどが予定されています。
個人的にはGoのソースコードがGitに以降したことに興味を惹かれました。先日Emacsのソースコード管理がBazaarからGitへ以降したことも話題となっていて、オープンソース系の著名なプロジェクトでGitの採用が進んでいることがわかります。乱立気味だったバージョン管理ツールですがGitの覇権が確定してきたといえるのかもしれません(?)。