XcodeやJavaScript、Dockerなどのツールを使って開発作業を行っていると、知らないうちに大量のディスクスペースを消費していることがあります。
DaisyDiskのような汎用ツールを使って無駄なファイルを探すこともできますが、不要なファイルをまとめて削除することができる専用アプリがあれば便利かもしれません。
本日紹介する「Roomy」は、そのようなディスク容量の問題に悩まされていたTeodor Dermendjiev氏によって作成された、開発者による開発者のためのMacアプリです。
現在アルファ版として公開されていて(将来的には不明ですが現在は無料で使用可能)、XcodeやJavaScriptの不要ファイルを簡単に削除することができます。
次のような特徴を持っています。
- 🧹 Xcodeクリーンアップ: 古いファイルや不要なファイルにサヨナラ。
- 🌐 ウェブ開発: npmの依存関係を管理し、ゴミを一掃。
- 🐳 Docker管理: コンテナを簡単に扱える。
- 🗃️ データベース整理: データベースの無駄を省く。
以下使用方法を説明します。
目次
Roomyの使用方法
RoomyはGumroadかGitHubからダウンロードすることができます。
実行すると次のような画面が表示されます。
▲Xcodeを選択し、「Sacan」ボタンをクリックします。
▲「deviceSupport」「simulators」「previews」など削除可能な項目が容量とともに表示されます。削除したい項目にチェックを入れ「Delete All」ボタンをクリックするとそれらが削除されます。
JavaScript関連ファイルを削除したい場合、最初に「Workspace Path」を設定する必要があります。
今後に期待
Mac用クリーニングツールといえば、有料の「CleanMyMacX」有名ですが、Roomyは開発者向けのクリーニングツールとしてより特化した機能が実装されることになりそうです。正式版の公開に期待したいと思います。
タイトル | Roomy | |
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公式サイト | https://github.com/tdermendjiev/Roomy | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7716-roomy | |
説明 | 開発者のためのディスククリーンアップツール。 |