Ruby開発プロジェクトは4月1日、Ruby 2.4系列の最新版「Ruby 2.4.6」をリリースしたことを発表しました(ruby-lang.org)。
Ruby 2.4.6では、RubyGemsの複数の脆弱性に関する対応が行われたほか、前回のリリースから20件ほどのバグが修正され、安定性の向上も図られています。その他の変更点の詳細はコミットログで確認可能です。
なおRuby 2.4系列は、今回のリリースをもって通常メンテナンスフェーズを終了し、セキュリティメンテナンスフェーズへ以降します。セキュリティメンテナンスフェーズは1年間継続し、この期間中は重大なセキュリティ上の問題だけが対応されることになります。
セキュリティメンテナンスフェーズ終了後は、公式サポートが終了することになるため、Ruby 2.6系などより新しいバージョンへの早期の移行が推奨されています。