Ruby開発プロジェクトは10日、Ruby 2.5.0初のプレビュー版となる「Ruby 2.5.0-preview1」を公開しました(ruby-lang.org)。現在公式サイトよりソースコードをダウンロードすることができます。
Ruby 2.5.0はRubyのメジャーバージョンアップ版としてパフォーマンスが改善されるとともに、以下に示すいくつかの新機能が搭載されています。
- STDERRが変更されておらずttyの場合はバックトレースとエラーメッセージが逆順で表示される
- トップレベルの定数検索が削除
- do/endブロック内のrescue/else/ensureの許可
- yield_selfの導入
また2.4からの注目すべき変更点としては、Onigmo 6.1.1のマージや、bundlerの標準ライブラリとしての採用、rubygems-2.6.13やrdoc-6.0.0.betaへの更新、Unicode 10.0.0のサポートなどがあげられています。
その他詳細はNEWSファイルなどで確認することもできます。
Ruby 2.5.0の新機能に関して、日本語に読める情報としては「サンプルコードでわかる!Ruby 2.5の主な新機能と変更点」が詳しそうです。
タイトル | Ruby | |
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公式サイト | http://www.ruby-lang.org/ja/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/1964-ruby | |
説明 | オブジェクト指向スクリプト言語。 |