Ruby開発プロジェクトは12月25日、Ruby 2.5シリーズの最初の安定版である「Ruby 2.5.0」をリリースしました(ruby-lang.org、Hacker News、Reddit)。
Ruby 2.5.0はRubyのメジャーバージョンアップ版としてパフォーマンスが改善されるとともに、以下に示す新機能が搭載されています。
主な新機能は以下の通り:
- do/endブロック内のrescue/else/ensureの許可
- yield_selfの導入
- 分岐カバレッジとメソッドカバレッジの計測のサポート
- Hash#sliceとHash#transform_keysの追加
- トップレベルの定数検索の削除
- pp.rbの自動ロード(require "pp"不要に)
- STDERRが変更されておらずttyの場合はバックトレースとエラーメッセージが逆順で表示される(エラーの原因が末尾に表示されて分かりやすく)
パフォーマンス改良に関しては、命令列中の全てのtrace命令を削除することで5〜10%の高速化が実現されるなどの高速化が行われています。
また2.4からの注目すべき変更点としては、Onigmo 6.1.3のマージやbundlerの標準ライブラリとしての採用、RubyGems 2.7.3 やRDoc 6.0.1 への更新、Unicode 10.0.0のサポートなどがあげられています。その他詳細はNEWSファイルなどで確認可能です。
Ruby 2.5.0の変更点に関しては以下のブログ記事などで解説されています。
▲rbenv経由で問題無くビルドできました。毎年恒例となったRuby開発プロジェクトからのクリスマスプレゼントです。Rubyユーザーは早速インストールしてみてはいかがでしょうか。
タイトル | Ruby | |
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公式サイト | http://www.ruby-lang.org/ja/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/1964-ruby | |
説明 | オブジェクト指向スクリプト言語。 |