Ruby 2.7.0-rc1がリリース - Ruby 2.7初のリリース候補

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Ruby開発チームは12月17日、Ruby 2.7シリーズの初のリリース候補となる「Ruby 2.7.0-rc1」をリリースしました(ruby-lang.org)。現在公式サイトよりソースコードをダウンロードすることができます。

Ruby 2.7には、多くの新しい機能やパフォーマンスの改善が含まれており、プレビュー版は年末(クリスマス)の正式リリースに向け、新機能のテストやフィードバックを集めるために提供されています。

Ruby 2.7では、断片化したメモリをデフラグするCompaction GCの導入や、関数型言語で広く使われているPattern Matching(パターンマッチ)という機能の実験的な導入が行われます。

case JSON.parse('{...}', symbolize_names: true)
in {name: "Alice", children: [{name: "Bob", age: age}]}
  p age
  ...
end

その他、REPLの改良や、キーワード引数の通常の引数からの分離、デフォルトのブロックの仮引数としての番号指定パラメータの試験的導入、開始値省略範囲式の試験的導入、各要素の出現回数をカウントするEnumerable#tallyの追加、レシーバをselfとしてprivateメソッドを呼び出すことを許容する変更、Enumerator::Lazy#eagerの追加、JITのパフォーマンスの改良など、さまざまな新機能や改良が行われています。

rc1での変更点の詳細はNEWSコミットログで確認可能です。

Pc タイトル Ruby
公式サイト http://www.ruby-lang.org/ja/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/1964-ruby
説明 オブジェクト指向スクリプト言語。
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