「Ruby on Rails Style Guide」は、Rubyの最新版「Ruby on Rails 4」を対象とした最新のスタイルガイドです。元々英語で作成された資料ですが、有志の手によって日本語化されており、日本語で読むことができます。
ガイドの目的は「Rails開発の実務におけるコーディングスタイルのベストプラクティス」。理想論ではなくあくまで実務の利用に役立つことを目的とする、と説明されています。
内容は、設定、ルーティング、コントローラー、モデル、マイグレーション、ビュー、国際化、アセット、メーラー、Bundler、陳腐化したgem、管理プロセスなど多岐に渡っています。
Railsの開発速度は速いのでRails 3時代の常識がRails 4では通用しないことも多々あるかもしれません。Rails開発者はこのガイドを見て確認しておくと安心できると思います(個人的には、rmagickとtherubyracerが陳腐化したgemとしてピックアップされていたことに驚きました)。
現在のRailsの最新安定版は「Rails 4.2」です。開発チームはRails 5の開発を始めていますが、正式リリースは今年の秋の予定。しばらくはRails 4系が最新安定版ということになります。