オブジェクト指向のスクリプト言語というと、RubyまたはPythonの名前を思いつく方が多いかもしれません。One Monthのブログ記事「Ruby vs Python」は、この両プログラミング言語を、良い点、悪い点、Webフレームワーク、コミュニティ、使用例などさまざまな面で比較するものです。
同記事は、Rubyがプログラマーに柔軟性と自由を与えることを重視してデザインされているのに対し、Pythonはより直接的で明瞭性を重視して作られていると主張しています。またそれぞれのプログラミング言語で代表的なWebフレームワーク、RailsとDjangoを比較し、Webアプリケーションを専門に作りたいならばRailsを、Webアプリケーションのほかに、より一般的なことを学びたいならばDjangoを勧めています。
結局、RailsでできることはDjangoでも可能で、どちらのフレームワークが良いかはチームが決めることだと締めており、「勝者はなし」という結論みたいですが、どのような違いがあるのか、確認するために参考にすると良いかもしれません。
ちなみに、いろいろなプログラミング言語ランキングでは、最近Pythonの方が上位にいる傾向のようです。