Windows用のUSBブートメディア作成ツール「Rufus」の最新のベータ版(v4.10 Beta)が公開されました。今回のアップデートでは、企業ユーザーやIT管理者にとって注目すべき新機能が多数追加されています。
まず、Microsoftが先日公開した「Windows 11 25H2 ISO」に対応しています。これにより、Windows CA 2023準拠のインストールメディアがRufusで作成可能になりました。企業のコンプライアンス要件に沿った展開が、よりスムーズに行えるようになります。
また、既存のドライブをISOファイルとして保存できる新機能が追加されています。UDF形式に限定されますが、ブート可能なドライブやデータドライブの構造をそのまま保存・複製できるため、サードパーティ製ツールに頼らずにアーカイブ作業が可能でとなります。
さらに、ユーザーインターフェースにダークモードが追加され、現代的なUXに対応しています。長時間作業でも目に優しい設計になりました。
その他バグ修正と安定性の向上も行われています。
-
VHD/VHDX保存時のエラーレポートが改善
-
一部タイムゾーンで誤ってUEFI DBXアップデートが報告されるバグを修正
-
長いファイルパスを含むWindows ISO処理時のクラッシュを修正
最新版「Rufus 4.10 Beta」は、GitHubからダウンロードすることができます。正式版ではありませんので使用する際はご注意ください。
![]() |
タイトル | Rufus |
---|---|---|
公式サイト | https://rufus.ie/ja/ | |
ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/7472-rufus | |
説明 | 起動可能なUSBドライブを簡単に作成することができるソフトウェア。 |