Appleは6月4日(米国時間)より開発者会議「WWDC18」を開催します。開発者会議ではiOSやmacOSの新バージョンが毎年発表されおり、今年もiOS 12やmacOS 10.14など、各デバイス向けの最新OSがお披露目されると予想されています。
そのような中、カナダのヨーク大学でデザインを学ぶ学生Michael Calcada氏が、最新のiOS 12コンセプト動画を公開しました(MacRumors)。
Calcada氏のコンセプトでは、「Siriサイト」と呼ばれる拡張現実モードを搭載し、カメラに映し出した店舗や場所、その他風景の上に各種の有用な情報をオーバーレイ表示できることが可能となっています。
同氏は「拡張現実はデジタルと相互作用する未来の基本となる技術だと思うので、ARをiOSエクスペリエンスのコアに統合し、デジタルと物理世界を相互作用させる革新的で直感的な新しい方法を提供した」とコンセプトの意図を語っています。
動画で公開された「iOS 12」にはその他、通知のグループ化や、カメラアプリの改良、システムワイドのダークモードの追加、FaceTimeグループチャットの追加、ボリュームコントロールの改良、ミュージックアプリの改善など、iOSに対するさまざまなアイデアが盛り込まれています。
公開された動画はあくまでもコンセプト動画であり、Appleがこれと同じ機能を搭載したiOS 12を公開する可能性は少ないのですが、発表までの期間どのような新機能が追加されるのか想像して楽しみたい方は確認してみてはいかがでしょうか。